■ ダウナー

太陽が大嫌いなんだよ

光が嫌いなんだよ

隅々まで見えるじゃないか

俺の抱える闇まで、ハッキリと映しだすんじゃないかと思うと

太陽がどこまでも憎く思える

朝なんて来なければ良い

ずっと、ずっと夜で良い

それで良いじゃないか

■ 一度

一度でもダウナーの世界の住人になったら

もう二度と戻れない気がする

俺は生まれてこの方、ずっとダウナーだよ

もう疲れたんだ

楽しいフリとか、嬉しいフリとか

何も感じていない癖に、感情があるフリをするのが疲れた

でも、素のままでは生きていけない

感情がないなんて、普通じゃないから

普通じゃないものに人は恐怖を感じる

恐怖は人を攻撃的にさせる

そういう時の人間は想像も出来ないほど残酷になれる

魔女狩りがあったように

宗教が蔓延るように

人がどうなろうが、社会がどうなろうが

俺は変わらぬ態度で生きていく

■ 別に

生きていたいと思うわけじゃない

死んでしまいたいと思うわけでもない

どっちに転んだって、面倒なだけだ

別にどっちに行こうが構わない

ただ、それだけのことなのに

■ 怖い

こんなペースだったら

四月中にも地獄を見ると思う

凄惨な場所に遭遇すると思う

思った以上に過酷だ

疲れが取れないうちに

酷いことがたくさん起きる

今は怖いと思う

そうした場所に遭遇するのが怖い

でも、やらなきゃ

俺がやらなきゃ

うん･･･

■ 頭痛

ストレスなのだろうか

肩こりが酷いし

頭痛もする

体がダルいし

あの日、頭痛のスイッチが入ってから

未だに余韻が残っている

くっそー

逃げ出したいと思うけれど

それは出来ないんだ

三年は我慢しないと

それでもダメなら、それはその時に考えるよ